1960年代製 ES-335TD / Cherry Redのプレイヤーズ・コンディションです！

このギターは、ネック折れ修理がされているのですが、
クラウン・インレイがかなり下がっているナローネックなので60年代後半のネック、
ナット幅は40mmで、ヘッド角度は14度です。
ヘッド裏やネック裏の木目を見ると1ピースと言う事が分かるので、1965年から1968年までのネックと思います。

ボディーは間違いなく1962年～63年製で、ボディー形状もミッキーマウス・イヤーです。
リア・ピックアップ・キャビディーもピックアップのサイズのみのザクリだけで、
翌年の1963年からES-345、355との共有ボディーになり、
ピックアップ・キャビティーは大きな「コの字型」になりますので、
キャビティーが四角く狭い事は写真でご確認ください。

ナット、フレットは交換されていて、ナットはデルリン、
フレットの残りは6割くらいで、ネックの状態はほぼ真っすぐで、トラスロッドは少しだけ締めてありますが、
まだまだ余裕があり、しっかりと効きます。

ピックアップは57クラシック、ポットは2002年製のポットに交換されていて、
入荷時、配線が間違えていたので、当店でやり直しています。
コンデンサーはヴィンテージのバンブルビー、アウトジャックとトグルスイッチはオリジナルで、
フロント・ピックアップのヴォリューム・ノブ以外の、残り3つのメタルトップ・ノブもオリジナルです。
ペグは現行品のクルーソンに交換されていて、ペグブッシュも交換されています。

その他、ピックガード、トラスロッドカバー、ブリッジ、テールピース、トグルスイッチ・ノブ、
フロントヴォリューム・ノブ、ストラップピン、エスカッションが交換されています。

エスカッションはディマジオ、ブリッジはパテントナンバー刻印の中華マークなしなので70年代のブリッジです。

ボディーにBigsbyを付けていた跡がありますが、Bigsbyのネジ穴を修復した後、
全体的にオーバーラッカーされていますが、かなり昔に塗装をした感じで、
ウェザーチェックなど、かなり良い感じに入っていて、なかなかの貫禄です！

以前、リットーミュージックから発売していました、
プレイヤーズブック、Gibson ES-335を製作する時に私もスペシャルサンクスで参加させていただいたのですが、
その時にも、同じ60年代後半のネックと60年代前半のボディーで製作されたレアな335（P51）がありましたので、
かなり少数ですが、何かしらの理由で、このスペックの335が作られたのだと思います。

ネックはナローなので細くて握りやすく、ヘッド角は14度と浅いのでテンションも緩く、
全体的に暖かく柔らかい輪郭と、ボディーはセンターブロックがたくさん残っているので、
レスポンスが早く煌びやかな高温が混ざり、このスペックならではの他の年式では出ないサウンドが特徴です。

ご来店いただいた場合、オリエントコーポレーションのショッピングクレジットもご利用になれます。
ご検討ください。

★当店では、入荷後、指版にオイルを入れ、フレットを磨き、ネック調整、電装チェック、全体のメンテナンスを行っております。

★売却情報がリアルタイムに更新できません、店頭の在庫は1本のみとなっているため、
ご購入を希望の場合、お手数ですが、店頭に在庫があるかをご確認ください。

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